面白い!素晴らしい!と思った個人の特許発明を紹介するシリーズ。
今回は、調理に関する方法の発明をご紹介します。
『特許第6896953号(登録日:令和3年6月14日)』
発明の名称は「魚をおろすための調理技術取得方法」。
この発明によれば、魚を使うことなく、魚をさばくための手順はもちろんのこと、魚をおろすときに包丁と骨が当たった感覚や、身を切っているときの感覚などを感じることができ、魚をさばく技術を習得することができるとのこと。
魚を使わずに、魚をさばく技術を習得なんてできるのか?と思ってしまいますが、この発明では、魚の骨格を模擬した部材、魚の身を模擬した部材、それらの部材をセットするための型などを含む「調理技術取得キット」を使用します。
魚の骨格を模擬した部材は、プラスチックや木材などで作られ、魚の身を模擬した部材は、油粘土や寒天をベースとした粘液質で凝固したもの。
これらの調理技術取得キットを使うことにより、本物の魚を使うことなく、魚をさばく練習を繰り返し行うことができます。
これなら、魚をさばく練習をするために魚を買う必要がないし、いつでも繰り返し練習ができるのでいいですね!