発明の商品化

自分が考えた発明が商品化されたら嬉しいですよね。
商品化された発明品として有名なのが、洗濯機の糸くず取り具。主婦が考えて特許を取った発明で、数億円のロイヤリティ(特許の実施料)を得たそう。
凄い!
発明を商品化するための方法としては、いくつかの方法があります。

(1)発明と関係がありそうな様々な企業に直接売り込みに行く
(2)発明学会の会員になり、商品化を手伝ってもらう
(3)発明を商品化する会社に相談する

(1)企業に直接売り込みに行く方法

自分の発明に熱い想いがあり、直接企業の方と話をしたい!という場合には良いかもしれません。
地下鉄の駅でよく見かける「のりかえ便利マップ」を作った主婦は、全国の出版社や営団地下鉄(現・東京メトロ)に直接営業に行き、東京メトロや都営地下鉄などで採用されるようになりました。

(2)発明学会の会員になり、商品化

発明学会は、発明を奨励し、産業の発展に寄与することを目的とした一般社団法人で、個人でも入会可能です(入会金と年会費が必要)。
発明学会に入会すると、企業に売り込みに行くための企画書作成のアドバイスや、提案先のアドバイスをしてもらえます。
また、商品化が決まった場合には、契約書作成のアドバイスや契約のサポートもしてもらえるので、かなり心強いですね。
発明の商品化を相談できる他の団体として、発明商品化協会という団体もあります。

(3)発明を商品化する会社に相談

発明を商品化する会社というのも存在します。
下村企販株式会社という会社では、調理、キッチン収納、清掃、洗濯、園芸、DIY用品などのアイデアを募集していて、これまでに50件以上の商品化実績があるとのこと。
そのような会社に商品化を働きかけるという手もあります。

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